東海大福岡 9回2死から4点差追いつくドラマチック勝利 同点3ランの唐崎「最高ですね」

[ 2023年10月30日 07:00 ]

秋季高校野球九州大会1回戦   東海大福岡10ー8九州学院(延長10回タイブレーク) ( 2023年10月29日    久留米 )

<東海大福岡・九州学院>同点3ランを放った唐崎(17)は中村監督と抱擁
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 来春の選抜の重要な参考資料となる大会は1回戦4試合が行われ、ベスト8が出そろった。東海大福岡(福岡1位)は九州学院(熊本2位)に延長10回タイブレークの末、10―8で逆転勝ちした。9回2死から適時打と唐崎敦土外野手(2年)の左越え3ランで同点に追いつき、10回に勝ち越した。準々決勝は31日に行われる。

 左翼席に打球が吸い込まれると、東海大福岡ベンチはお祭り騒ぎになった。4点を追う9回2死から3連打で1点を返し、なお2死一、二塁。8回に代打で途中出場した唐崎が初球スライダーを振り抜き同点3ランだ。

 1年秋からベンチ入りして背番号はずっと1桁だったが、不安定な守備が原因で今大会から2桁の17に。そんな悔しさを晴らす一発に「最高ですね」と興奮気味だった。中村謙三監督とは三塁ベンチで喜びの抱擁。指揮官は「ずっと抱きしめてあげたかったですね」と目尻を下げた。直後の守備は無死満塁をしのぎ、延長10回に2点を勝ち越し、2時間43分の激戦を制した。

 今秋は接戦に強い。福岡大会の準決勝は福岡大大濠に9回に同点に追いつき、延長10回タイブレークでサヨナラ勝ち。決勝は飯塚を3―2で下した。この日も終盤に粘り強さを発揮し、中村監督は「試合を通して成長している」と、うなずく。

 31日の準々決勝の延岡学園に勝てば、17年以来7年ぶり3度目の選抜が有力になる。唐崎は「一戦必勝で頑張りたい」と誓った。 (杉浦 友樹)

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