オリ・由伸　3年連続で沢村賞受賞　金田正一以来史上2人目　3度の選出も史上最多タイ

＜オリックス・山本沢村賞受賞＞3年連続沢村賞を受賞し、色紙を手に笑顔の山本
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　沢村賞の選考委員会（堀内恒夫委員長）が30日、都内で開かれ、オリックスの山本由伸投手（25）が全会一致で選出され、3年連続3度目の受賞を果たした。3度の選出は史上最多タイで、3年連続は1956年～58年の金田正一（国鉄）以来史上2人目となった。

　山本は「今まで活躍してこられた大先輩の方に選んでいただける賞。すごくうれしく思います。毎年続けていい成績を残せるということは、すごくうれしい」と喜んだ。

　沢村賞の基準となる7項目の内、16勝、勝率・727、169奪三振、防御率1・21の4項目でクリアした。9月9日のロッテ戦では、昨年6月18日の西武戦に続く2年連続のノーヒットノーラン達成。1リーグ時代の亀田忠（40、41年＝黒鷲）以来、82年ぶりで戦後初の偉業となった。

　「毎試合ベストパフォーマンスを出せるようになりたい。全部突きつめていきたいです。もっともっと極めていけたら」と見据えた。