「神宮の申し子」ヤクルト2位・松本　指名あいさつでエース＆侍ジャパン入り誓う

ヤクルト２位指名のトヨタ自動車・松本は指名　あいさつを受けて目標に「エース」を掲げる　
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　26日のドラフト会議でヤクルトから2位指名を受けた松本健吾投手（24）が、愛知県豊田市の野球部クラブハウスで橿渕聡スカウトグループデスク、中西親志スカウトから指名あいさつを受けた。

　最速152キロの即戦力右腕は東京都出身で、青山リトル・シニア所属の中学時代から東海大菅生、亜大まで神宮のマウンドで投げ続けて来た、いわば「神宮の申し子」。しかも、高津監督は亜大の偉大な先輩とあって「縁を感じる。自分をどんどん出してエースになりたい」と力を込めた。

　今季5位に沈んだチームで先発ローテーションの一角にも期待される。橿渕氏も「評価したのは一番に完成度の高さ、そしてコントロールに球種の豊富さです。本人には“背伸びせず、普段通りに投げてくれれば来年戦力になる”と伝えた」と説明した。同野球部テクニカルアドバイザーで元中日の吉見一起氏直伝のトレーニングで成長した右腕は「（吉見氏が投手コーチに就任した）侍ジャパンで投げたい気持ちもある」と目標を掲げた。

　慣れ親しんだマウンドで来季は神宮の「マツケン」に注目だ。