ロッテ・吉井監督、朗希3回降板「投手はいろいろデリケート」 安田の犠打「普段やらないことやっちゃ…」

[ 2023年10月14日 22:26 ]

パCSファーストステージ第1戦   ロッテ8-2ソフトバンク ( 2023年10月14日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ(1)>ウイニングボールを手にする吉井監督撮影・長久保 豊)
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 クライマックスシリーズ(CS)ファーストシリーズ(S)が14日に開幕。2位のロッテが本拠で先発・佐々木朗が3回を一人の走者も許さず好投し、打っては9安打で8得点と完勝。投打がかみ合い、ファイナルS進出に王手を懸けた。

 監督として自身CS初采配で白星を挙げたロッテ・吉井監督の一問一答は以下の通り。

 ――佐々木朗は3回がMAX?

 「そうですね投げれないことはないと思うんですが、熱明けだったので。ピッチャーはいろいろデリケートなところがあると思うので、いいところで終わりました」

 ――球速も162キロ。本来の力が出ているように見えた

 「ブルペンのこれまでの調整が、本当に大丈夫かなという調整だったので、今日はマウンドに行ったので、ちょっといつもと違うアドレナリンや不思議な力が作用して、ボールが出たと思うんですが、逆に反動が怖いので、今日はこれぐらいでよかったと思います」

 ――左投手つないで、プラン通りか

 「ゲーム前からプラン立てて、選手たちには伝えていました」

 ――継投としてはいい継投だった

 「前回のブルペンデーもこれぐらいだった。みんな頑張ったと思います」

 ――佐々木朗の松川とのコンビは

 「最初はフォークを結構、後ろにそらしていたので“大丈夫かな”と思ったけど、だんだん良くなりました」

 ――表情としても気合が入っていた

 「試合前…昨日までは間が開いているし、熱明けというのも彼たぶん初体験と思うので、かなり心配そうだったけど、ゲームは入っていく顔見たらしっかりスイッチ入って、ゲームの顔になっていました」

 ――1カ月登板がなくてこれだけの投球。彼の凄いところは

 「本調子でなくてもしっかり自分のできることをやってくれるというところですかね。フォアボールなかったですし、本当に良かったと思います」

 ――短期決戦初采配。安田のバントは“ならでは”か

 「練習していたのでどんなものかと思って出したんですけど、やっぱりヘタくそで、普段やらないことやっちゃダメですね」

 ――5番は期待の表れ?

 「調子いいのは分かっていたので、あとはマッチアップ見て打順を上げました」

 ――CS初勝利の感想、印象は
 「どうですかね。それどころではないです。ブルペンデーはいつやっても心配なので、やりたくないといつも言っているんだけどチーム事情でやっちゃうので、そっちの方に頭いっぱいで。CSの勝利どうのこうのというのはあんまり…」

 ――朗希は次も球数制限、明日の状態を見て判断か

 「もちろん。明日だけではなくて何日間か見てですね」

 ――ファイナルSも?

 「もし行けば…ですけど」
 

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