DeNA東「完全に流れを持ってくることができませんでした」 ノーケアの羽月に三盗許し、スクイズで同点

[ 2023年10月14日 17:04 ]

セCSファーストステージ第1戦   DeNA2―3広島 ( 2023年10月14日    マツダ )

<広・D>力投する先発の東(撮影・奥 調)
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 DeNAの6年目左腕・東克樹投手(27)が敵地マツダで始まったクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦に先発登板。8回5安打2失点と好投するも1点リードの8回に追いつかれ、チームは延長11回にサヨナラ負けを喫した。

 レギュラーシーズンで16勝(3敗)を挙げ、2018年の新人王以来5年ぶりとなる最多勝のタイトルを初めて獲得。広島戦は今季4勝0敗&防御率1.86、マツダでも2勝0敗、防御率1.23と抜群の数字を引っさげて敵地のマウンドに立った。

 初回1死から野間に三遊間を抜かれるも、西川を一ゴロ併殺打に仕留めて無失点。3回には1死二、三塁のピンチに菊池を3球三振に斬り、野間の遊ゴロを林の好守で仕留めて序盤を無失点で立ち上がった。

 相手先発左腕・床田との投手戦で0―0のまま迎えた6回に5番・宮崎が左中間スタンドへ2ランを放ち、待望の先制点。

 だが、東は2点先制してもらった直後のその裏、1死から菊池、野間の連打で一、三塁とされてから西川の左犠飛で1点を返されると、8回には先頭デビッドソンに左翼ポール際へ大きなファウルを打たれたあとで四球を与え、代走の羽月が犠打で二塁へ進んだあと、意表を突かれる形で三盗を許してから菊池のスクイズで2―2と追いつかれた。

 東の投球内容は8回で打者29人に対して101球を投げ、5安打2失点。5三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は147キロだった。

 ▼東 調子は悪くなく、低く丁寧に投げることを意識してマウンドに上がりました。一人ひとり丁寧に投げることができましたが、先制点を取ってもらった直後に得点を与えてしまい、完全に流れを持ってくることができませんでした。

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