DeNAウェンデルケン CS初登板でサヨナラ負け 今季は9試合連続無失点締め、失点は34日ぶり

[ 2023年10月14日 18:25 ]

セCSファーストステージ第1戦   DeNA2―3広島 ( 2023年10月14日    マツダ )

<広・D>延長11回、サヨナラ負けを喫したウェンデルケン(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAのJ・B・ウェンデルケン投手(30=米国)がクライマックスシリーズ(CS)初登板で敗戦投手となった。

 2―2で迎えた延長11回に4番手として登板。先頭の4番・堂林にナックスカーブを左中間へ弾き返されて二塁打とされると、続く小園は2ボールとなったところで申告敬遠して無死一、二塁とピンチが広がった。

 ここで打席に入った代打・田中の送りバントは打球を処理した捕手の伊藤が三塁で封殺して1死一、二塁。坂倉の痛烈な打球は牧が体で止めて二ゴロにし、2死一、三塁となった。

 ここで、DeNA外野陣は前進守備を敷き、バックホーム態勢。だが、続く秋山に1ストライクから投じた2球目チェンジアップを中堅へ運ばれ、前進守備をしていた蝦名の頭上を越えるサヨナラ打(単打)となった。ウェンデルケンはわずか13球で失点。CSの防御率は13.50となった。

 今季加入したウェンデルケンはレギュラーシーズンで広島・島内の62試合に次いでリーグ2位の61試合に登板し、リーグ3位の33ホールド(2勝2敗3セーブ)をマークして防御率1.66。苦しいブルペンを支えてきた。

 レギュラーシーズンでは9試合連続無失点で終えており、失点するのは9月10日のヤクルト戦(横浜)以来34日ぶりだった。
 

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