九州国際大付の楠城徹監督勇退 「高校四天王」の佐倉に送り続けた厳しくも愛のある言葉

[ 2023年8月24日 15:13 ]

12日の2回戦・土浦日大戦で戦況を見つめる九州国際大付・楠城監督(撮影・藤山 由理)
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 第105回全国高校野球選手権記念大会に出場した九州国際大付の楠城徹監督(72)が勇退したことが24日、分かった。後任は楽天、ヤクルトの元選手としてプレーし、16年4月からコーチを務めていた息子の祐介氏(39)が務める。

 楠城監督にとって九州国際大付での最後の教え子の一人となったのが「高校四天王」の一角のスラッガーでプロ注目の佐倉(人ベンに峡の旧字体のツクリ)史朗内野手(3年)だった。期待が高い分、厳しくも愛のある言葉を送り続けてきた。昨夏は福岡大会で24打数12安打で打率・500。3本塁打を放ったが、甲子園では8打数1安打の打点なしに終わった。「佐倉は甲子園では打てないんですから。厳しい冬を過ごさせたいと思います」と語った。

 新チームでは「自覚を持ってやれる子」と主将に指名。昨秋の福岡大会初戦敗退など、いきなりの挫折だったが、「絶対に甲子園にあきらめず連れていくんだから」と熱い言葉で選手を鼓舞した。

 迎えた今夏。佐倉は本塁打こそ描けなかったが、4番として主将としてチームを引っ張って2年連続の甲子園出場に貢献。甲子園の初戦の土浦日大戦では試合には敗れたが、9回に安打を放つ意地を見せた。佐倉について「みんなに声かけて、みんなに彼も声をかけやすい。そういう雰囲気のほんわかしたね。キャプテンでしたね」とねぎらいの言葉を送ったことが印象的だった。

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