【甲子園】土浦日大は初の決勝進出ならず 慶応に零敗 39年前の8・21にVの小菅監督も無念

[ 2023年8月21日 14:14 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第13日・準決勝   土浦日大0-2慶応 ( 2023年8月21日    甲子園 )

<慶応・土浦日大>3回途中、土浦日大・伊藤彩(左)に代わりマウンドに上がる藤本(撮影・藤山 由理)
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 初のベスト4に進んだ土浦日大(茨城)は慶応(神奈川)に競り負け、準決勝敗退となった。

 先発した背番号10・伊藤彩斗(3年)が3回途中1失点で降板も後を継いだ背番号1・藤本士生(3年)が粘投。7回1死三塁のピンチをしのぐなど、再三走者を背負いながらも踏ん張った。

 ただ、打線が相手先発・小宅雅己(2年)を攻略できず零敗。試合後は涙が止まらない選手もいた。

 小菅勲監督にとって8月21日は「特別な日」だった。名将・木内幸男監督率いる取手二(茨城)の三塁手として1984年8月21日、甲子園で決勝戦を戦った。相手は慶応の背番号15・清原勝児(2年)の父、清原和博氏や桑田真澄氏ら「KKコンビ」率いるPL学園だった。PL学園を下し、全国優勝を勝ち取った日からちょうど39年。同じ8月21日に今度は土浦日大の指揮官として初の決勝進出を目指したが、惜しくも叶わなかった。

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