広島・アンダーソンが来日初ホールド 先発から配置転換「点を取られずに良かった」

[ 2023年8月21日 06:30 ]

セ・リーグ   広島7ー5巨人 ( 2023年8月20日    マツダ )

<広・巨>7回に登板した広島・アンダーソンは無失点に抑える (撮影・奥 調)
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 広島・アンダーソンが来日初ホールドを挙げた。2点優勢の7回に初の救援登板。1死から吉川に中前へ運ばれても、続く秋広を素早いクイック投法で遊ゴロ併殺に仕留め「久々の登板だったけど、点を取られずによかった」と汗を拭った。

 来日2年目の今季は6試合に先発し、3勝1敗、防御率2・67。6月7日に右膝痛で登録を外れて以降は中継ぎ調整に変わり、今月15日に再昇格していた。「先発でも中継ぎでも自分の投球ができたらいいと思っている」と力を込めた。

 いきなり僅差の終盤に投入した大胆采配が的中。新井監督は「1軍に上がって初めて登板でタフな場面だったけど、落ち着いていたね。こっちは信頼して送り出しているから」と目を細める。

 8回は経験豊富な中崎を起用し、最後は3連投の栗林が11セーブ目で締めた。勝ちパターンの島内、ターリーを温存して逃げ切りに成功し、「島内は最近、登板数と球数が増えていたので、今日は緊急要員だと思っていた。極力使わない方向だった」と説明した。

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