DeNA・バウアー 120球の熱投も報われず…「阪神打線がいいアプローチをしてきた」

[ 2023年8月21日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA0―2阪神 ( 2023年8月20日    横浜 )

<D・神>8回を投げ終え両手を上げてベンチへ戻るバウアー(撮影・島崎忠彦)
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 120球の熱投も実らなかった。DeNA・バウアーが、8回を9安打2失点。粘りの投球も打線の援護がなく、4敗目を喫した。

 「調子はよかった。4、5回ぐらいまで相手打線の狙い球を探りながら投げたが、阪神打線がいいアプローチをしてきた」

 自己最速にあと3キロと迫る最速156キロをマーク。5回2死一塁でノイジーから三振を奪うと、両手を上げて声援をあおるようなポーズを見せた。「(打線も無得点の状況で)ファンの皆さまに後押ししてもらいたかった」と意図を明かした。

 15日のヤクルト戦から中4日の登板。10勝目はならなかったが「中3日で毎回150球投げて、皆さまに(自分が)何ができるのかを見せたい」と意欲は尽きない。次回は25日からの中日3連戦(バンテリンドーム)での登板が濃厚だ。(大木 穂高)

 ≪康晃500試合登板 球団では6人目≫山崎(D)が20日阪神戦で通算500試合登板を達成した。プロ野球106人目、球団6人目。初登板は15年3月28日の巨人戦。山崎の登板はオール救援。デビューから500試合連続救援登板は宮西(日)の839試合を筆頭に史上7人目となった。

 ▼DeNA・山崎(9回の1イニングを無失点。通算500試合登板を達成)マウンドではこの試合に勝つことだけを意識していた。まだまだ成長できるし、できることはたくさんあります。

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