日本ハム・新庄監督　西岡剛氏のYouTubeに出演した理由　「あれは俺、心打たれたね」

日本ハム・新庄監督
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　日本ハムの新庄剛志監督（51）が30日、日米で活躍した西岡剛氏（38＝現プロ野球独立リーグ・北九州下関フェニックスの選手兼監督）のYouTubeチャンネル「Nishioka　Tsuyoshi　Channel」に出演。プロ野球開幕に際して「特別対談」を行った。

　動画の冒頭で、西岡氏は「これ、出ても大丈夫ですか？僕のYouTube知っています？」と恐縮気味に始まった。新庄監督は間髪入れず「俺ね、なんでここに出たかったかというと、昔、“何か一緒にやりましょうよ”という約束を俺はずっと覚えていて。西岡君なら、やろうと思って」と話すと、西岡氏は「マジですか？」とうれしそうに語った。

　さらに、西岡氏と「一緒にしゃべりたい」という新庄監督は「なんでかというと、西岡君の人間性。あれだけメジャーでも日本でも活躍して。でもメジャーに行って、またプライドを“ガクーン”と下げて独立リーグ行って、ロッテの手伝い」と話すと、西岡氏は「え～知っているんですか」とビックリ。「いや、あれは俺、心打たれたね」と本音を口にした。「そんなニュースはあまり出ていないですよ」と西岡氏は驚くが、「出てないけど、俺は知ってんのよ！」とさすが新庄監督らしいアンテナの張り方おｍ披露した。

　西岡氏はBCリーグ・栃木に在籍していた2020年に、石垣島で行われるロッテ春季キャンプに「補助員」とアルバイト参加し、グラウンド整備や球拾いなどを行っている。あまり大々的には報じられていないそのニュースにも同監督は「すげえな、この子と」と当時の感想を告白。「できたら、今年のオフにね、西岡君をコーチとして来てもらおうかな、という案があったの。でも（独立リーグで）監督したから、ちょっと様子を見ようかなと思った」と、何とコーチ招へいの打診案まで挙がっていたことを明かした。

　「だって、これだけ苦労した人間がコーチをやったら、間違いなく素晴らしいコーチになれるし、そこから監督を目指せる人間なのよ」と、同監督は“ぞっこん”の面持ち。これには西岡氏も「ありがたいです」恐縮しっぱなしだった。