【大谷翔平と一問一答】21日メキシコ戦は「勝つだけ」 決勝は「中継ぎでいく準備はもちろんしたい」

[ 2023年3月20日 02:03 ]

村上(左)と笑顔で話をする大谷(撮影・光山 貴大)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で4強入りした侍ジャパンが19日(日本時間20日)、決戦の舞台ローンデポ・パークで全体練習を行った。メキシコと対戦する20日(同21日午前8時)開始の準決勝で打者出場予定の大谷翔平投手(28)はキャッチボールなど投手調整に専念した。練習後には、相手先発でエンゼルスでキャッチボール相手のパトリック・サンドバル投手(26)と談笑する場面もあった。以下、一問一答。

 ――コンディションは。
 「ちょっと重いですけど、今日は寝てしっかりと明日スッキリ迎えられれば」

 ――エンゼルスでチームメイトのサンドバルと練習後に話していた。
 「いや、お互いにね。“気をつけろよ、アリゾナに行く準備はできているか”とお互いに言ってましたけど」

 ――対戦は楽しみか。
 「そうですね。知っている選手たちもいますし、かと言って何かが変わるかと言われたら、そんなに変わりはしないので。春先も最後にライブBPでサンディ(サンドバル)に立ちましたけど、やることはあまり変わらない。いいイメージだけ持って打席に立ちたいと思います」

 ――明日に向けて。
 「勝つだけだと思っているので。投手は抑えてくれると信じていますし、あとは打者がどれだけ楽にさせてあげられるかが勝負になる」

 ――狙い球は。
 「まっすぐでもスライダーでもチェンジアップでも、しっかり自分のスイングができれば問題なく打てるんじゃないかと思うので。どんな投手でもそうですけど、まずはしっかり自分のタイミングで打席に入って、自分の間合いでしっかり振ることが大事かなと」

 ――チームメートに具体的にアドバイスを送れる。
 「ちょろちょろとしてますけど、明日全体ミーティングがあると思うのでそこで再確認して、チームとしての攻め方をしっかりできればいいんじゃないかなと思います」

 ――イチロー氏らが継承してきたWBCをどう将来につなげたいと思っているか。
 「確実にその大会は進歩していると思いますし、回数を重ねるごとに権威ある大会に近づいているじゃないかなと思うので。まだまだ途中ですし、逆に言えば自分たちの力でそうやって、もっともっといい大会にできるっていう、やりがいみたいなものは、どの国も感じていると思うので。今のところは素晴らしい大会になっていると思うので。ここからはあとは勝つだけだと思いますし、勝つことでやっぱり日本のファンの人たちは喜んでくれると思うので。そこだけかなと思います」

 ――日本の子どもたちに野球が広まる。
 「日本のファンもそうですし、台湾だったりとか韓国であったりとか、今回は残念ながら予選で負けてしまったと思うんですけど、僕らは勝っていって優勝することで次は自分たちが、とそういう気持ちになるんじゃないかなと思いますし。その2つだけじゃなくて、中国もそうですし、まだまだ日本もそうですけど、可能性あると思うので。大きくなる可能性を持っていると思いますし。そのためにも勝ちというのがやっぱり一番大事かなと思います」

 ――あと2試合。気持ちの高ぶりは。
 「現時点ではあまりないですかね。明日になってみて、あんまり前日とかも緊張するタイプではないので。明日になってみて、ワクワクであったりとか、そういうのが出てくると思います」

 ――チームの雰囲気は。
 「チームの雰囲気はいいんじゃないですかね。みんな、何てて言うんですかね。マイアミ自体も楽しんでいますし。変に硬くなることなく、自然体でみんな臨めているんじゃないかなと思います」

 ――準決勝、決勝で投手として1%でも投げる可能性を残しているのか。
 「もちろん先発はないと思いますし、中継ぎでいく準備はもちろんしたいなと思っていますけど。そこは体調との相談というか。ここまで本当に球団にわがまま聞いてもらって、本当にいろいろと許容してやってもらっているところでもあるので。最後の最後ですし、あとは自分の体と相談しながら決めたい」

 ――確認だが決勝という意味か。
 「決勝ですね。明日は中的にもきついですし。きついというか十分に投げる投手もいますし。明日は問題なく計算通りいけば間違いなく勝てる試合かなと思います」

 ――きょうは裏でケージを打っていたのか。
 「きょうは基本的にピッチングの方の調整しかしていない。バッティングはしていないですね」

 ――昨日は村上、山本、宮城、ヌートバーらと食事をした。
 「昨日は由伸が連れて行って欲しいという感じだったので。まあ、しょうがなくいった感じですね」

 ――どういう話をするのか。
 「昨日は米国戦みていましたね。米国対ベネズエラみながらみんなでご飯を食べていて」

 ――年齢的に自身が支払うのか。
 「もちろん」

 ――逆転満塁弾も見たのか。
 「いや、もう帰る寸前でヌートバーが騒いで、打ったぞと感じだったので。冗談だと思ったんですけど。本当に打っているとは思わなかった」

 ――時差ボケは大丈夫か。
 「100(%)ではないですけど。もちろんそんなにみんなそうだと思いますけど、もちろん厳しい日程ですし。その中でもやれることはしっかりやりたいなと思っています」

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2023年3月19日のニュース