今キャンプ自己最多102球!阪神・伊藤将、課題の左封じへ、内角高め付近を重点的に

[ 2023年2月7日 05:15 ]

<阪神宜野座キャンプ>ブルペンで投げ込む伊藤将 (撮影・成瀬 徹)
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 開幕ローテ入りへ向けて調整を続ける阪神・伊藤将は、今キャンプの自己最多となる102球を投じた中で、左打者の内角高め付近を重点的に突いた。

 「左(投手)と左(打者)ならあの高さ(内角高め)が一番打ちにくいかなと思う。左との相性がそんなに去年よくなかったので、その課題を直せたら」

 昨季は対右打者の被打率が.222だったのに対し、対左打者は.256に上昇。また、3冠王のヤクルト・村上は通算13打数3安打で被打率.231に抑えているものの、2年ぶりの2桁勝利と初の規定投球回到達を果たすべく、弱点克服に乗り出していた。

 「やっぱりストレートが強く投げられたら、左のインコース高めが有効的だと思う」。岩貞との合同自主トレも経て「(球威は)上がっているとは思います」と上々。期待の3年目左腕がシーズンへの準備を進めている。 (阪井 日向)

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2023年2月7日のニュース