中日・小笠原 3000万円増で更改 来季は自身2度目の開幕投手に意欲「やらなきゃいけない」

[ 2022年11月28日 16:38 ]

<中日契約更改>アップで契約更改を終え、来季への意気込みを語る小笠原(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日の小笠原慎之介投手(25)は28日、名古屋市内の球団事務所で契約交渉を行い、3000万円アップの推定年俸6600万円でサインした。

 今季はチームの勝ち頭で、大トリでの更改となったが、「1カ月離脱していたので完走はできていない。来年は完走できるようにやりたい。開幕してすぐ離脱して悔しいし、離脱していなかったらもうちょっと評価は変わったのかなと思う」と満足はしていなかった。

 今季は22試合に先発して自己最多、チームトップの10勝(8敗)を挙げ、防御率2・76、リーグ2位の142奪三振と活躍。開幕直後に新型コロナウイルス感染で約1カ月の離脱がありながら、2年連続の規定投球回到達も果たした。9月には5試合で4勝0敗、防御率1・51の好成績で9・10月度の月間MVPも獲得した。

 順調にエースの階段を上る左腕は来季へ向け「涌井さんも入ってくるのでローテ争いも激しくなると思う。しっかりしがみついて、来年この時期にトップとっている姿を思い浮かべながらやれたら」と飛躍を誓った。

 また、18年以来2度目の開幕投手にも「チームの勝ち頭ではありますし、やらなきゃいけないのかなと思っている。春のキャンプまでに仕上げて、監督に“こいつでいく”と言ってもらえるように、あすから練習していきたい」と意欲を見せた。

続きを表示

2022年11月28日のニュース