中日・岡林、441%アップの年俸4000万円で更改 来季は「盗塁王」「勝ちにこだわる」

[ 2022年11月28日 05:00 ]

契約更改を終え、自身の今季安打の写真で作られたパネルを手に笑顔の岡林(撮影・椎名 航)
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 中日・岡林勇希外野手(20)が27日にナゴヤ球場で交渉し、3260万円増の年俸4000万円で契約を更改した。今季740万円からは約5・4倍。「思っていた通りの金額だった」と笑顔で喜んだ。高卒3年目でチーム最多142試合に出場し、DeNA・佐野と並ぶ161安打で初タイトルを獲得。10三塁打もリーグ最多、24盗塁は同2位、外野守備でも同最多7補殺を記録し、ベストナイン、ゴールデングラブ賞にも輝いた。

 中日では中村紀洋(現打撃コーチ)が育成契約から再起した07年オフに733%増(600万円→5000万円)には及ばなくても最下位チームとしては異例の441%増。「まだ1年しかやっていない。2年、3年と続けてようやくレギュラー」と満足することはない。「個人的な数字はどうでもいい。勝ちにこだわっていきたい」と強調した上で「盗塁王は獲ってみたい。狙っていきたい」と意欲を見せた。背番号60も変更せず、真価が問われる4年目を謙虚に見据えた。(中澤 智晴)

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2022年11月28日のニュース