西武 3試合連続サヨナラ勝ちならず…水上が8回逆転2ラン被弾、19試合ぶり失点で2敗目

[ 2022年8月6日 20:20 ]

パ・リーグ   西武1―2ロッテ ( 2022年8月6日    ベルーナD )

<西・ロ>力投する西武先発の与座(撮影・久冨木 修)
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 首位・西武は6日、本拠(ベルーナドーム)で5位・ロッテに逆転負け。先発の与座海人投手(26)は7回2安打無失点と好投するも、リリーフ陣が崩れ連勝が4でストップ。プロ野球タイ記録となる3試合連続サヨナラ勝ちとはならなかった。

 打線は2回、山川に2試合連続となる32号ソロが飛び出し、1点を先制。山川はロッテ先発・小島の投じた3球目、145キロのインコースへのストレートを振り抜き、低い弾道で左翼スタンドまで運んだ。

 先発の与座は初回、2回を3者凡退と安定感抜群の立ち上がり。唯一得点圏の走者を出した3回は2死三塁とされるが荻野を投ゴロに打ち取り無失点。7回を投げ抜き許した安打は2本のみ。打者24人に対し95球、奪三振4、与四死球2という内容で無失点のまま降板。これで与座は7月18日の日本ハム戦3回から19回連続無失点となった。

 しかし、8回からマウンドに上がった2番手の水上が誤算。1死二塁からレアードに痛恨の15号逆転2ランを被弾。真ん中やや高め128キロのスライダーを左翼スタンドまで運ばれると、打球を見つめ思わずマウンドにしゃがみ込んだ。ここまで防御率0・64と好成績を残していた水上にとって、これが19試合ぶりの失点。さらに続く荻野に四球を与えたところで途中降板した。

 打線は9回、山川がもう少しで本塁打という左翼フェンス直撃の二塁打で出塁。プロ野球タイ記録となる3試合連続サヨナラ勝ちへ期待が高まるも、後続が倒れ試合終了。最後は代打・栗山が投手強襲の鋭い打球を打つも、浮き上がったボールが遊撃・小川の元へ。結果的に遊ゴロとなって大記録達成とはならず。2番手の水上が今季2敗目を喫した。

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