県岐阜商・鍛治舎巧監督 コロナ陽性で涙する選手に「君のせいではない」

[ 2022年8月6日 04:01 ]

第104回全国高校野球選手権大会

リハーサルを欠席した県岐阜商(撮影・藤山 由理)
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 県岐阜商は登録選手18人のうちの4人と補助員3人の計7人が新型コロナウイルスに感染し、集団感染と判断された。チームは現時点では9日の第4日第4試合で社(兵庫)と対戦予定。大会本部は抽選会後の日程変更は行わない方針を示していたが昨夏、今春に計4校が辞退したことを踏まえ「何とか出場の道を探れないかを第一に考える」と救済に乗り出す姿勢も示した。

 鍛治舎巧監督は陽性の選手には一人一人に電話し「すいませんでしたと涙ながらにおえつする選手ばかりで。君のせいではないと伝えた」と明かす。同校は20年7月も教諭や生徒の感染で県独自の代替大会出場を辞退しており「2年前もあんなことがあり、細心の注意を払ってきたが…。大会本部の方々にもご迷惑をおかけし、申し訳ない」と謝罪した。

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2022年8月6日のニュース