東洋大・細野が155キロ計測  5回終わって5―0で東洋大がリード 東都入れ替え戦

[ 2022年6月20日 11:48 ]

東都大学野球春季1、2部入れ替え戦   中大―東洋大 ( 2022年6月20日    神宮 )

東洋大・細野
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 中大が西舘(3年=花巻東)、東洋大が細野(3年=東亜学園)の先発でスタートした。1回裏、東洋は四球と右前打で1死一、三塁の先制機を迎えたが二盗を綱川捕手(1年=健大高崎)が阻止、小口(4年=智弁学園)は三振に倒れ無得点。

 中大も4回、四球と森下(4年=東海大相模)の左前打で好機を築き4番北村(4年=近江)に送りバントをさせ1死二、三塁としたが皆川(1年=前橋育英)が細野の151キロストレートを見逃し三振、高橋(3年=明秀日立)も二ゴロに倒れた。

 来年のドラフト上位候補の左腕・細野は150キロ台のストレートを連発。5回、繁永(1年=大阪桐蔭)の打席の3球目には自身の記録を1キロ上回る155キロを計測。神宮のファンをざわつかせた。東洋大は5回、1死から後藤聖(3年=京都学園)の二塁打で好機を築くと橋本吏(3年=花咲徳栄)の投手強襲打が右前に転がる間に後藤聖が生還。待望の先制点を挙げた。さらに2つの四死球の満塁から3番・石上泰(3年=徳島商)が初球を右翼席へ見事な満弾。5回を終了して東洋大が大きくリードを広げた。

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2022年6月20日のニュース