エンゼルス大谷 今季ワーストの14打席連続出塁なしも ネビン監督代行「スイングはとてもいい」

[ 2022年6月20日 20:29 ]

<マリナーズ・エンゼルス>4回無死、大谷は中飛に倒れる(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷は19日(日本時間20日)、シアトルでのマリナーズ戦で今季3度目の4打数無安打に終わり、今季ワーストの14打席連続出塁なしとなった。先発右腕ギルバートに中飛、中飛、左飛。救援右腕ムニョスには空振り三振だった。

 「父の日」カラーのブルーをあしらうスパイクなどで出場。昨季は23号2点本塁打を放ち「父の日」初本塁打も放ったが、この日は快音なし。フィル・ネビン監督代行は「安打は出ていないが打球速度や(長打になりやすい打球速度と角度を組み合わせた)バレルゾーンでは捉えている」と語った。

 実際に前日は今季最速タイの打球速度114・4マイル(約184キロ)の中飛を放つなど3打席連続でフェンス際まで飛球を飛ばした。同監督代行は「彼のスイングはとてもいい。安打が出ずフラストレーションは溜まっているとは思うが、その内に出る」と気にする様子はなかった。

 チームは主砲トラウトの3試合連続21号本塁打などで4―0で3連勝を飾り8日ぶりに地区2位に浮上。マ軍との5連戦で5本塁打、9打点の大暴れの主砲は「いい勝利だった。このまま続けていきたい」と笑顔だった。(笹田幸嗣通信員)

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