ヤンキースの連勝が9でストップ 菊池先発の試合で連勝が止まったのは今季2回目

[ 2022年6月20日 10:39 ]

先発したヤンキースのセベリーノ(AP)
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 ア・リーグ東地区で首位を独走しているヤンキースの連勝が9でストップした。19日に敵地トロント(カナダ・オンタリオ州)で行われた同地区2位のブルージェイズ戦で9―10で敗れて49勝17敗となったもので、9日から続いていた記録にピリオドが打たれた。

 ヤンキースは6回表の終了時点で8―3と5点をリードしていたが、その裏、ブルージェイズの7番、ルルデス・グリエルJR(28=スペイン語の発音による適切なカタカナ表記はロールデス、米国内ではルアデスもしくはローズ)に17号満塁本塁打を許し、7回には5番のテオスカー・ヘルナンデス(29)に6号3ランを喫して試合をひっくり返された。

 先発した今季4勝のルイス・セベリーノ(28)は5回で9三振を奪ったものの、ウラジミール・ゲレロJR(23)に17号2ラン、ジョージ・スプリンガー(32)に13号ソロを喫するなど3安打、4四球で5失点。この試合ではブルージェイズの菊池雄星(31)が先発したが、ヤンキースは4月22日から5月3日まで記録した連勝記録(11)も、菊池が先発した5月4日の試合(1―2)で止められており、相性の悪い巡り合わせとなっている。

 ブルージェイズは連敗を3でくい止めて38勝28敗。菊池は4回を投げ、本塁打2本を含む3安打、2四球、2死球で3失点。5月4日は“連勝ストッパー”として勝利投手となったが、この日は今季3勝目を挙げることはできなかった。

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2022年6月20日のニュース