ソフトB育成・藤井 開幕1軍決定的!OP戦後にも支配下登録 藤本監督「会社にお願いする」

[ 2022年3月15日 05:30 ]

中継ぎでの開幕1軍入りが決定的になったソフトバンク育成・藤井

 ソフトバンクの背番号「157」、育成右腕・藤井皓哉投手(25)が開幕前に支配下選手登録され、中継ぎでの開幕1軍入りが決定的となった。14日に藤本監督が「もう、大丈夫です。中継ぎで、あれだけの球を投げてね。当然、会社にも、お願いをしてね」と話した。球団側も指揮官の希望を受け入れ、オープン戦終了後にも正式発表の流れとなる。

 藤井は、おかやま山陽高を卒業後の14年ドラフト4位で広島入団。実働3年で1軍戦14試合に登板も20年に戦力外となり、21年は独立リーグの高知に在籍。同年5月9日のソフトバンク3軍との試合では10三振を奪ってノーヒットノーランを達成し、昨年12月に育成契約で入団した。

 宮崎春季キャンプ中の2月16日の紅白戦からA組(1軍)へ。対外試合5試合で計7回を5安打4失点、毎試合の13奪三振と好投を続けてきた。斎藤投手コーチも「現状で一番、球が速いし三振が取れる。いろんな場面で投げられるようになって」と期待する。中継ぎとしての戦力定着へ、藤井は「順調にきているかなと思います。(開幕1軍は)目標ではあるが1試合1試合の積み重ね。あまり考えず、しっかり投げていけば見えてくると思います」。オープン戦残り5試合で信頼を確固たるものにする。

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2022年3月15日のニュース