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インスタDMで救われた…日本ハム・今川 新庄新監督の言葉励みにプロへ いつか背番号1の後継者に

[ 2021年11月5日 16:56 ]

日本ハム秋季キャンプでロングティーに励む今川
Photo By スポニチ

 日本ハム・新庄剛志新監督とのSNSでのやりとりを励みに、プロ野球選手になった男がいる。今季、プロ1年目のシーズンを終えた日本ハム・今川優馬外野手だ。

 札幌市出身。昨年ドラフト6位で入団した際、子供の頃から日本ハムのファンクラブ会員で、選手になっても会員を継続すると話したことが地元メディアで話題になった。1997年生まれで、日本ハムが北海道移転して新庄が加入した2004年は7歳。「ファイターズを応援したい、見に行きたいと思えたのはやっぱり新庄さんの存在。僕らのスーパースターでした。パフォーマンスもそうですけど、どんなに苦しい展開でも、見に行って“野球って楽しい”と思わせてくれたのは新庄さん」と振り返る。

 東海大北海道キャンパス4年時にプロ志望届を出したものの、指名漏れした。社会人のJFE東日本では1年目に都市対抗若獅子賞という実績をつくったが、昨年ドラフト前は「指名されるかされないかの当落線上」と自覚する立ち位置。不安の中、思い立ってインスタグラムでフォローしていた新庄氏に自己紹介を交えたダイレクトメールを送った。

 「新庄さんは選手としてトライアウトにトライしていて、僕はドラフトにトライしています。もし一緒にプレーできたらうれしく思います。ドラフトにかかるように頑張ります――。そんなメッセージでした」。すると、返信があった。「“かかるように頑張るんじゃなく、(プロに)なるんだという気持ちで頑張れ”と。あと“楽しむのが一番”とも伝えてくれました」。

 うれし涙を流した地元球団のドラフト指名から1年。9月12日のソフトバンク戦でプロ初安打を本塁打で記録し、2年目の飛躍を期している。新庄監督の就任会見は、秋季キャンプの練習の合間にも少しチェックし、宿舎に帰ってからはノーカットで全て見た。「背番号がどうなるかの質問に“選手が主役”と言った後に“僕がつけます”。あれは笑いましたね」。そして、いずれスター性のある後継者に背番号1を渡したいとするメッセージは刺激十分だった。「なるしかねえよ、後継者に」と思わず口から出ていた。

 「ファイターズに入った時からゆくゆくは背番号1をつけられる選手になりたいなという思いを持っていた。まだまだ未熟で結果も残せていない、ふさわしい選手ではないですけど、もっともっと練習して背番号1を奪い取りたいです」

 選手・新庄に夢を見せてもらった少年時代。今度は「ビッグボス」が授けてくれた夢を追う。

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