大谷 初回3戦連続安打となる先制適時打!2戦連続の盗塁も!「2番・投手」今季12度目のリアル二刀流

[ 2021年7月27日 10:54 ]

インターリーグ   エンゼルス6ー2ロッキーズ ( 2021年7月26日    アナハイム )

初回に先制の右前適時打を放った大谷
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は26日(日本時間27日)、本拠地アナハイムでのロッキーズ戦「2番・投手」で投打同時出場。初回の第1打席に3試合連続安打となる先制適時打を放ち、4打数1安打1打点、1盗塁で打率・277とした。投げては7回5安打1失点で防御率を3・04とし、メジャー自己最多のシーズン5勝目を挙げた。チームは6-2で3連勝。貯金を1とした。

 0-0で迎えた初回1死一塁で打席に立つと、先発右腕マルケスの暴投で走者が二塁となり、カウント3-1からのシンカーを捉えて右前へと運ぶ適時打を放った。なおも1死一塁のウォルシュの打席では2試合連続、今季14個目となる盗塁。するとウォルシュは右前適時打を放ち、大谷は貴重な2点目のホームを踏んだ。

 3回先頭の第2打席は空振り三振。5回2死の第3打席はニゴロだった。7回1死、2番手左腕・ボーデンと対戦した第4打席は空振り三振だった。

 投げては今季15度目の先発登板で、投打当時出場は12度目。前回登板した19日(同20日)のアスレチックス戦からこれまでの中5日ではなく、中6日での登板となった。初回、2回には2死から安打を浴びたが後続を断った。3回は3者凡退。4回は1死から死球、2死から安打を許し、2死一、二塁としたが、ジョーをスライダーで一飛に斬った。5回は1死からヌネスにスライダーを右翼席への本塁打とされ1点を失った。なおも安打と捕逸で1死二塁としたが、後続を断った。6回は3者凡退。7回も3者凡退、最後の打者はこの日最速の99・7マイル(約160・5キロ)速球で空振り三振を奪った。

 大谷は前日25日(日本時間26日)のツインズ戦では「2番・DH」で出場して6回に決勝の5試合ぶり右越えソロ本塁打を放つなど、3打数2安打1打点。8回には二盗を決め、メジャー4年目で自己最多のシーズン13盗塁とした。チームは6-2で勝利した。前回登板は19日(同20日)のアスレチックス戦で、「2番・投手」として投打同時出場。6回を投げて、3安打無失点、8三振も勝敗はつかず。打っては4打数1安打。7回は右翼守備に就き、8回の打席後に交代した。チームは1-4で敗退した。この日の試合前までの今季投手成績は14試合4勝1敗、防御率3・21、打者成績は92試合332打数92安打75打点35本塁打13盗塁の打率・277だった。

続きを表示

2021年7月27日のニュース