大谷翔平　先発登板前日の初回に二盗＆三盗成功、右ひじに死球でうずくまるも快足披露

ア・リーグ   エンゼルス―マリナーズ （ 2021年5月2日    シアトル ）

＜マリナーズ・エンゼルス＞初回2死二塁から三盗を成功させるエンゼルス・大谷（AP）
Photo By ＡＰ

　エンゼルスの大谷翔平投手（26）は2日（日本時間3日）、敵地シアトルでのマリナーズ戦で、翌3日（同4日）に今季4度目の先発を控える中、「2番・DH」で先発出場。第1打席で右ひじに死球を受けて出塁し二盗、三盗を成功させた。

　初回1死の第1打席。マ軍の先発左腕・シェフィールドの投球を右ひじに装着したプロテクターに受けた。打席でうずくまり、苦もんの表情を浮かべたが、その後、立ち上がり一塁へ。それでも、すかさず今季5、6個目の盗塁となる二盗、三盗を成功。生還はならなかったが、快足ぶりを見せた。

　3回無死からの第2打席はニゴロ失、5回1死一塁からの第3打席は遊飛。リリーフ左腕・ミセビッチと対戦した7回2死二塁からの第4打席はニゴロだった。

　前日1日（同2日）の同カードでは、4打数無安打ながら1打点1盗塁でチームの勝利に貢献。通算打撃成績は24試合で96打数26安打20打点、8本塁打、3盗塁で打率・271となっていた。