エンゼルス・大谷、新打法キャンプイン!二刀流完全復活へ投球も順調

[ 2021年2月19日 05:30 ]

キャンプ初日を迎えた大谷(エンゼルス提供)
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 エンゼルスの大谷が17日(日本時間18日)、バッテリー組キャンプ初日を迎え、二刀流でのメジャー4年目のスタートを切った。

 ひと回り大きくなった下半身で、キャッチボールや投内連係、40球程度の打撃練習など精力的に体を動かした。黒を基調にウェブ(網部分)が赤い21年度仕様のグラブを使用し、右肘にはサポーターのようなものを装着。左腕ヒーニーと行ったキャッチボールでは40メートル近くまで距離を延ばし、最後は投本間の距離で力強く投げ込んだ。前日にジョー・マドン監督が「練習で95マイル(約153キロ)以上出ていた」と語った通り、状態の良さが目立った。

 打撃練習では昨季に比べて左膝を曲げ、右足を高く、長く上げる新フォームで打ち込んだ。昨季は打率・190、7本塁打、24打点。19年秋の左膝手術の影響で軸足の左足に重心が乗り切らなかった。その反省から、軸足により重心を乗せることを意識しているようだった。新型コロナウイルスの感染予防策として、練習は複数グループに分散。屋外の仮設テント内で食事をするなど例年とは勝手が違うが、二刀流完全復活へ順調に滑り出した。(テンピ・笹田幸嗣通信員)

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2021年2月19日のニュース