MLBが開幕延期&154試合制提案、選手会は通常開催求め拒否

[ 2021年2月2日 05:30 ]

MLBのマンフレッド・コミッショナー(AP)
Photo By AP

 大リーグ機構(MLB)が今季開幕を4月1日(日本時間2日)から同28日(同29日)に遅らせ、154試合制で行う案を選手会に提示したと1月31日(日本時間1日)、全国紙USAトゥデーが報じた。年俸は満額支払われるが、162試合の通常開催を求める選手会は受け入れない見通しだという。

 MLB案ではキャンプインは当初の2月中旬ではなく3月22日(同23日)で、レギュラーシーズン最終戦は1週間遅く10月10日(同11日)となった。昨季はプレーオフ出場枠を10から16に拡大したが、今季案は14チーム。昨季に続き両リーグDH制、7イニング制のダブルヘッダーや延長タイブレーク制も含まれた。

 延期は選手らのワクチン接種を増やし、オープン戦や公式戦の観客動員などコロナ禍の影響を減らすのが狙い。1月下旬には15球団がキャンプを張るアリゾナ州の自治体などがキャンプイン延期をMLBに要請していた。

続きを表示

2021年2月2日のニュース