阪神・秋山　6回2失点も投手・小川に痛恨タイムリー「勉強しないと」

セ・リーグ   阪神2－4ヤクルト （ 2020年8月23日    神宮 ）

＜ヤ・神12＞2回2死一、二塁、小川（奥）に勝ち越し適時打を浴びる秋山（撮影・木村　揚輔）
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　勝ち負けが付かなかった6回2失点の投球に、収穫と課題が混在した。阪神・秋山は「しんどいながらのピッチングでしたけど、最低限じゃないですかね」と振り返った。

　初回に坂口に先頭打者アーチを浴び、2回2死一、二塁では投手の小川に右前適時打を許した。2球で追い込んだ後の5球目、高めに浮いた真っすぐを捉えられた。「勉強しないと」と反省した一方で以降は立ち直った。

　3～5回まで無安打投球。6回1死から青木に中前打を許しても村上、エスコバーを打ち取り、試合をつくった。5回無失点だった16日の広島戦に続く力投。「ゼロで抑えるようなピッチャーでもない。自分で許す部分をつくりながら、なんとか投げられた」と自己評価した。

　《対投手被打率は巨人に次ぐ悪さ》阪神は2回に投手・小川に適時打を許した。今季の対投手被打率・132（91打数12安打）は、巨人の・165（91打数15安打）に次いで悪い。セ・リーグ全体では・108（576打数62安打）で、最も抑えているのは中日の・049（102打数5安打）。