シンガーソングライターBigfumi 大学の先輩、阪神・梅野との勝利の歌心待ち!

[ 2020年6月16日 05:30 ]

自身のCDを手にした阪神・梅野とポーズを決めるBigfumi。2人は福岡大の先輩、後輩
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 140キロ超の体から繰り出される力強い歌声を、今は完全に持て余す。大学の先輩である阪神の梅野や同い歳の中谷の登場曲(19年)を歌うシンガーソングライターのBigfumiは、もどかしい現状を明かすとともに、「ライブ」の重要性を痛感している。

 「歌いたい思いは強いです。野球選手が試合をできないのと同じで僕はライブができないことが一番つらいですね。お客さんに聞いてもらえない、会えないっていうのは…」

 緊急事態宣言が発令される中、ライブやイベントは中止や延期を余儀なくされた。「こんな時だからこそ音楽を」と力を込めてもステージに上がれない。何より、声を張り上げる力をもらっていたタイガースの選手たちのプレーを目にできない日々も寂しかった。

 「梅野さん、中谷とか、僕自身、活躍する姿に勇気付けられたり、刺激になってるので。本当に力になってます。オフシーズンに中谷はライブを見に来てくれて、梅野さんとも音楽について話す機会もあって、自分の活動の報告もできた。来年も頑張っていこうな、と言ってもらえて今年を迎えたので」

 現在は自宅で「今までと違う曲調にトライしたり」と、新たに曲ほど思い描いてるものがあるという。我慢の時間で生まれた作品を披露する時は必ずやってくる。毎オフ、梅野のファンミーティングに出演し登場曲の「Life」などを熱唱。歌とスポーツを自らの声で繋ぎ、メッセージを発信してきた。

 「梅野さんが今年、どんな活躍をするのかワクワクしますし、中谷もどんなシーズンになるんだろうと。想像するだけでワクワクします。スポーツと音楽は関係が深いと思うので、そんな機会を作っていけたら嬉しいです」。Lifeと梅野の“バッテリー”で甲子園が沸く日を待っている。(遠藤 礼)

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2020年6月16日のニュース