阪神 新人の小川が開幕1軍決定的 ドラフト6位以下は19年ぶり2人目

[ 2020年6月16日 19:00 ]

<阪神練習>キャッチボールを行う小川(撮影・北條 貴史)
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 阪神のドラフト6位・小川一平投手(23)の、開幕1軍が決定した。矢野監督は「そりゃ入るでしょう。素材、能力的にには十分に1軍でやっていけるところは見せてもらった」と明言。この日も甲子園で1軍の全体練習に参加した右腕は「自分のできることをしっかりやることしかできないと思ってるんで、最大限の力を出せれば」と力を込めた。

 3月に昇格を果たし、対外試合では8試合計9回1/3を5失点。数字以上に目立ったのは、プロ相手にも通用することを証明した直球だ。球速もプロ入り前を更新し最速153キロをマーク。西純、井上ら上位5人が高卒で注目された昨秋ドラフト組だけに「自分が活躍して、高校生だけじゃないんだぞというを出していければ」と意気込む。現行の登録制度となった97年以降、球団のドラフト6位以下の新人が開幕1軍入りしたのは01年の沖原以来、19年ぶり2人目。“一平ちゃん”が下克上ロードを突き進む。

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2020年6月16日のニュース