巨人投手陣が実戦想定し練習 開幕ローテ入り濃厚な2年目の戸郷は主力野手に50球投げ「微調整が必要」

[ 2020年5月17日 05:30 ]

ランニングで汗を流す戸郷
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 巨人は東京ドームで実戦を想定した練習を行い、開幕ローテーション入りが濃厚な戸郷らが主力野手を相手に投げ込んだ。

 50球を投げた高卒2年目右腕は「ストレートも変化球も微調整が必要ですね。もう少ししっかり投げないといけない」とコメント。オフにはブルージェイズに移籍した元同僚の山口からフォークボールを教わり、高校時代に投げていたカットボールも解禁。個人調整期間中にはシュートを試してきた20歳が打者の反応を確かめた。直球を中心に46球を投げた田口は「右打者のインコース、左打者のアウトコースにいいボールを投げられた」。53球の鍬原もシンカーや杉内2軍投手コーチから教わったスライダーの手応えを口にした。

 久々に実戦形式の練習で汗を流したナイン。本拠地を置く東京都は、都内の外出自粛や休業要請の緩和に向けたロードマップの概要を公表。6月中を目指す開幕に向けて、練習の強度を徐々に上げていく。(青森 正宣)

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