阪神・北條 G坂本流ロングティー!レギュラー獲りへのルーティン敢行

[ 2020年5月1日 05:30 ]

ロングティーでバットを振り込む北條(阪神タイガース提供)
Photo By 提供写真

 阪神・北條が30日、巨人・坂本流のルーティンワークで状態アップに努めていることを明かした。甲子園施設での自主練習後にオンライン取材に応じ、連日、ロングティーを敢行してバットを振り込んでいるという。

 「自分で振る量が少ないんで、それが始まり。(前日にロングティーをして)2日目やった時に前日より、いい感じで振れていたので、毎日続けようと思ってやってます」

 15日から始まった自主練習では、フリー打撃やティー打撃に加え、白球をスタンドに打ち込んでいる。活動停止期間中は自宅での素振りにとどまっていたといい、スイング量の落ち込みを補う目的で始めたものが“日課”となった。

 「(目的の)一つは振る量を確保したいっていうのと、しっかりフルスイングして遠くへ飛ばすこと。フルスイングして形が崩れないようにと思って毎日やっている」

 光星学院(現八戸学院光星)の先輩にあたる巨人・坂本は40本塁打を放った昨年、練習にロングティーを取り入れていた。実は、北條自身も「試合前にロングティーとかして結構、調子も良かった」と3月下旬の練習試合からメニューに組み込み好調を維持していただけに、シーズン中のルーティンに組み込むこともありそうだ。

 「今までと変わらず、もっと野球がうまくなりたいと思ってやっていきたいし、気持ちの面で難しい部分もありますけど、先を見ずやるべきことをしっかり考えて毎日、毎日やっていく」。今、積み重ねるフルスイングが、レギュラーへの道を切り開くはずだ。(遠藤 礼)

 ○…北條は3月末から約3週間に及んだ自宅待機期間でのリラックス法に“お風呂時間”をあげた。「しっかり汗をかいて、お風呂に入ってって感じで。それが僕にとっては良かったかなと」。ネットなどで見つけた自宅でできるトレーニング法を実践し、一汗かいた後のバスタイムが心身を癒やしたという。「お風呂はいつも入るので、風呂掃除したりしてました」。昨年12月に結婚発表した妻への感謝も忘れず、有意義な時間を過ごしたようだ。

続きを表示

2020年5月1日のニュース