阪神　小野寺がシート打撃で一発！11日実戦デビューへ猛アピール

阪神・安芸2軍キャンプ・第2クール3日目 （ 2020年2月9日 ）

　＜阪神2軍安芸キャンプ＞シート打撃で本塁打を放つ小野寺　（撮影・成瀬　徹）　　　　　　　
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　育成1位の小野寺暖外野手（21＝大商大）がまたもアピール弾だ。午前に行われたシート打撃で左翼へ本塁打。実戦形式の練習で初アーチを放った。

　3年目右腕・牧と対峙。3ボールからの4球目、ストライクを取りにきたボールを一振りで仕留めた。快音を響かせた打球はレフトの守備についていた伊藤隼の頭上を越えてスタンドイン。ダイヤモンドを一周し観衆や選手らからも大きな拍手が送られた。

　フリー打撃で好打を連発するなどキャンプここまで猛アピールを続けており、首脳陣の評価も上昇中。7日には平田2軍監督が「フォロースルーが大きいので泳ぎ気味でもよく飛ぶよね。11日使いたくなるよ」と2軍での初実戦となるJR四国戦で起用する考えを示唆していた。波に乗っている男は目標の支配下登録に向けて、さらなる成長を目指す。