オリックス・ジョーンズ 小技も“じょーず”ナンデス!メジャー通算30本バント安打成功誇り

[ 2020年2月1日 05:30 ]

フリー打撃に臨んだジョーンズはバント練習も敢行(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスに新加入したアダム・ジョーンズ外野手(34)が31日、2月1日から始まる春季キャンプに向け“休日返上”で自主トレ。状況次第でセーフティーバントも披露する構えを示した。

 「打撃ケージに入る時は最初に2球ずつバントをすることを習慣付けているよ。試合でも内野の守備が下がっていたらセーフティーバントをやるかもね」

 メジャー通算1939安打、282本塁打を誇る超大物は、小技も一級品だ。キャンプ地の清武総合運動公園内にある室内練習場でフリー打撃。39スイングし快音を連発した一方で、8度バントを敢行し一、三塁方向へ丁寧に転がした。昨季も含めメジャー通算30本のバント安打を決めており実績は十分。チームを勝利に導くために強打警戒の敵軍を欺く可能性はありそうだ。

 秘密兵器も導入した。電動マッサージ器「ハイパーボルト」。女子テニスの大坂なおみも使用する高性能機器で、太腿や、ふくらはぎなどを入念にマッサージしてくれる逸品。「2年くらい前から使っているんだよ」と上機嫌に笑った。

 希望者のみだった自主トレには、卒業試験のため、この日宮崎入りした育成ドラフト5位・鶴見(常磐大高)を除く1、2軍全選手が参加。チームは96年を最後に現12球団で最もリーグ優勝から遠ざかっており、巻き返しへの気概が表れた形となった。「他の選手と一緒に動きたかったから。チームでの役割を考えてやっていきたいね。アイム・ベリー・ストロング!」。超大物の新助っ人が、逆襲の旗印になる。(湯澤 涼)

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