ナショナルズ逆王手!監督退場も…ストラスバーグ快投 ア軍バーランダーまさか1イニング2被弾

[ 2019年10月30日 12:46 ]

ワールドシリーズ第6戦   ナショナルズ7―2アストロズ ( 2019年10月29日    ヒューストン )

7回にリードを広げる2ランを放ちゴームズ(左)に出迎えられるレンドーン(AP)
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 大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は29日(日本時間30日)、ヒューストンで第6戦が行われ、ナショナルズが、3本の本塁打攻勢、先発ストラスバーグの快投でアストロズに快勝、対戦成績を3勝3敗のタイに持ち込んだ。

 連勝スタートとしながら本拠地で3連敗し、後がない中で迎えた敵地での第6戦は、初回1死二塁からレンドーンが中前適時打を放ち1点を先制。その裏、ストラスバーグが犠飛とソロ本塁打を浴びて逆転を許したが、5回1死、イートンの右越え同点ソロ、さらに2死からソトが右翼への勝ち越しソロを放って再逆転に成功。アストロズのエース右腕・バーランダーをこの回でマウンドから引きずり下ろした。

 7回にはターナーの内野へのゴロを巡り、守備妨害と判定されたことでマルティネス監督が激高。レンドーンが左翼への2ランを叩き込んでリードを広げる中、この回に終了後に球審に詰め寄り退場が宣告された。

 ストラスバーグは初回に2点を奪われたが、2回以降は得点を許さず。監督退場後も落ち着いた投球で、9回1死まで一人で投げ抜き、5安打2失点。最後はドゥーリトルが締めた。

 敵地で3連勝し、王手を掛けていたアストロズは、初回に一時は勝ち越しに成功したものの、エース・バーランダーが5回にまさかの2被弾。タイガース時代を含め通算7試合目の登板だったがまたも勝利とならず。打線も5回1死二、三塁でアルトゥーベ、ブランドリーが凡退するなど、再三の好機を生かせなかった。

 運命の第7戦はあす30日(同31日)にヒューストンで行われる。

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