DeNA東、長いシーズン見据え焦らず リハビリ期間を利用し「もう一度見つめ直す」

[ 2019年2月9日 10:00 ]

春季キャンプのミーティングに参加したDeNA東克樹
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 表情は明るかった。左肘の違和感のため2軍キャンプに参加しているDeNAの東克樹投手(23)。5日にキャッチボールを再開した。沖縄の強い日差しの中で走り込みを続け、大粒の汗を流している。

 昨季11勝を挙げて、開幕投手の筆頭候補に挙がっていたが「正直開幕は…。まだ分からないが、自分に怖さがある」と素直な胸の内を明かした。まだプロ2年目。焦る気持ちもあるのだろうと思ったが「全くないです」と言い切った。その視線は、長いシーズンに向いている。「開幕に合わせて後でけがをするより、戻ってから長くやった方が良い」と冷静だった。

 リハビリ期間を利用し「もう一度体のバランスを見つめ直す。走り方ひとつの細かいところからやっています」とレベルアップを図っている。今後は2月下旬のブルペン入り、さらには3月中旬の実戦復帰を目指して調整を進めていくことになる。

 チームにとって、昨季唯一規定投球回に達した東の出遅れは大きな痛手だが、1軍キャンプでは石田、今永、浜口らが開幕投手の大役を目指して調整を続けている。昨季悔しい思いをした左腕たちは、雪辱の思いを胸に刻む。東は2年目のスタートこそ出遅れたが、その存在は先輩たちの刺激になっていることだろう。切磋琢磨(せっさたくま)を続ける「左腕カルテット」。東がパワーアップして復帰したときにはそれがまた投手陣の刺激となり、チームに好影響をもたらすことになる。東がどんな姿で1軍マウンドに帰ってきてくれるのか楽しみだ。(記者コラム・町田 利衣)

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