隼太 虎ファンに応援歌おねだり「格好良いヤツつくって」

[ 2017年12月25日 05:30 ]

伊藤隼は絆創膏姿でトークショー
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 阪神の伊藤隼太外野手(28)が24日、甲子園歴史館主催のトークショーに出演した。軽妙なトークでイブのファンを喜ばせ、サプライズでサイン入りグッズをプレゼントするサンタクロースぶりも披露。一方で来季は「ヒッティングマーチが欲しい」と逆に“おねだり”した。

 「欲しいですね。みなさんが盛り上がるような格好良いヤツをつくっていただければ」

 11年ドラフト1位で入団し来季で7年目。本人いわく「中堅の若手」という立場となる。今季は左の代打の切り札としてプロ入り最多の73試合に出場し、打率・261、2本塁打9打点。9月10日のDeNA戦では代打でサヨナラ打を放つなど甲子園で輝いただけに、いつまでも他の若手と同じ曲では寂しい。

 通常、応援歌は応援団の「ヒッティングマーチ委員会」と球団との話し合いで制作される。過去の名選手の曲が継承されるケースもあり、オリジナル曲を与えられるのはファンから中心選手と認められた証し。代打の切り札の称号を返上し、レギュラー獲りを狙う来季の発奮材料になることは間違いない。

 年明け自主トレは今年まで淡路島で共に汗を流した狩野氏が現役を退き、来年1月は姫路市内で実施予定。「守備、走塁も大事ですが、僕は打たないと。全部のレベルアップです」と誰もが認める主力への成長を期した。(山添 晴治)

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2017年12月25日のニュース