ヤク食堂、来春新装オープン 故障防止へ「食改革」を徹底

[ 2017年12月25日 05:30 ]

 ヤクルトが神宮クラブハウス内の食堂を改築することが24日、分かった。来季開幕までに完了予定。現在から面積を約2倍とし、ガスコンロを設置して調理も可能となる。故障防止へ、秋季キャンプから取り組む「食改革」をさらに充実させる。

 今季までは試合後、主にサンドイッチやおにぎりなど軽食が用意されていた。来季に向け「全ては食。運動のためにもケガ予防のためにもなる」と球団関係者。定食形式で栄養バランスのとれた食事を提供する予定だ。

 故障者続出により今季は球団ワーストの96敗。体調管理の大切さを痛感し、秋季キャンプでは夕食時のご飯は茶わん3杯が義務化された。食堂を改造し、シーズン中も選手をサポートする。特に外食に頼りがちだった一人暮らしの選手には大きい。

 トレーニング直後に食事を補給し、就寝時間までの時間を空けることで内臓への負担も減る。球団関係者は「新鮮さ、おいしさを求める」と話していた。

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2017年12月25日のニュース