大谷、栗山監督へ感謝のラストピッチ 「惜別会見」で1球限定

[ 2017年12月25日 05:30 ]

岡(左)と笑顔で話す大谷(右、中は石川亮)
Photo By スポニチ

 日本ハムからエンゼルスへ移籍する大谷が25日、札幌ドームで「惜別会見」に臨む。その中で、同席する日本ハム・栗山監督にラストボールを投げ込むセレモニーが行われることが24日、分かった。

 ファンに無料公開する会見場は三塁側に設営された。会見後、大谷はマウンドに移動し、在籍した5年間の感謝の思いを込めて、捕手役の栗山監督に向けて投球する。5年前、同じ12月25日に行われた入団会見では、大谷と指揮官はマウンドと打席の両方で1打席対決を行った。同様の対決形式を再現することも検討されたが、今回は1球限定のキャッチボールに決まった。二刀流の可能性を信じ、起用し、結果で応えた熱い師弟関係。2人の姿は、ファンにとって最高のクリスマスプレゼントにもなる。

 平日のため、開始は昼に仕事などのあるファンも集まりやすい午後6時。「ラストピッチング」のほかにも、この5年間をまとめた特別映像演出など、さまざまな催しが行われる予定だ。10月に手術した右足首をリハビリ中の大谷は、千葉・鎌ケ谷の日本ハム2軍施設でキャッチボール、ティー打撃などで汗を流し、正午すぎにはタクシーで寮を後にした。ファンに、そして指揮官に――。札幌ドームのマウンドで最後のけじめをつける。

続きを表示

2017年12月25日のニュース