巨人、菅野の後輩マーク 大学日本代表右腕の東海大・青島

[ 2017年12月25日 05:45 ]

巨人がマークしていることが分かった東海大の青島
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 巨人が来秋のドラフトに向けて首都大学リーグ・東海大の青島凌也投手(3年)をリストアップしていることが24日、分かった。東海大相模(神奈川)から東海大に進んだ菅野と同じ経歴をたどる右腕は、最速148キロの直球、カットボールや縦に大きく割れるカーブを操る完成度の高い投手に成長。大学日本代表にも選出されている。球団関係者は「大学で制球力が良くなったし、先発として試合をつくれるようになった」と評価している。

 青島は高校時代から12球団のスカウトの目に留まる素材だった。3年時には吉田凌(現オリックス)、小笠原(現中日)らと夏の甲子園に出場。初戦では盛岡大付(岩手)のエースだった松本裕(現ソフトバンク)と投げ合ったが、逆転負けした。プロ志望届を提出せずに東海大に進学すると、2年時の昨年10月には、関東地区大学野球選手権の国際武道大戦で18奪三振の快投で完全試合を達成した。

 来秋のドラフトでは大阪桐蔭の根尾、藤原ら、将来性豊かな高校生野手が上位候補に挙がるが、投手の補強は毎年の課題。即戦力候補として青島の動向を追っていくことになりそうだ。

◆青島 凌也(あおしま・りょうや)1996年(平8)8月11日、愛知県生まれの21歳。六田ファイターズで野球を始め、扇台中では東山クラブでプレー。東海大相模では1年春からベンチ入り。3年夏に甲子園出場。東海大では2年春にリーグ戦デビュー。今秋は3勝2敗、リーグ4位の防御率1.79。通算9勝5敗。1メートル78、78キロ。右投げ右打ち。

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2017年12月25日のニュース