松坂4回途中で降板、右足に違和感か 古巣・西武戦に先発も四球でピンチ招く

[ 2017年3月18日 14:18 ]

4回2死一、二塁、岡田に四球を与えた松坂は右足を押さえてうつむき、マウンドに人が集まる
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 右肩手術からの完全復活を目指すソフトバンク・松坂大輔投手(36)が18日の古巣西武戦(メットライフドーム)に先発。3回2/3を投げ1安打4四球4失点だった。序盤は2イニング連続で3者凡退に封じるなど好投したが、3回と4回は四球でリズムを崩した。4回の登板中に右足を気にする仕草を見せ、1死満塁の場面で降板した。

 打線が3点先制した初回。松坂は田代、大崎、浅村をフライアウトで3者凡退に抑えた。

 2回は中村を空振り三振、メヒアを投ゴロ、木村文を見逃し三振に斬った。

 3回、先頭打者の栗山を四球で歩かせると、岡田に暴投四球で無死一、三塁のピンチを招く。続く永江の右犠飛で失点を許した。田代は打ち取った打球になったが、明石が失策。1死一、二塁に。だが、松坂は粘りの投球で大崎、浅村をフライアウトで抑えた。

 4回、中村を遊ゴロに封じるも、メヒアに中安打を許す。続く木村文を中飛にしたが、再び栗山、岡田を連続四球で歩かせ満塁のピンチに。松坂はこの回の登板中に足元を気にするような様子を見せていたが、満塁の場面でマウンドへ向かった佐藤コーチはすぐさま交代を促す合図をベンチに送り、松坂は降板した。だが、2番手を任された加治屋が、永江に走者一掃のタイムリーを打たれ逆転された。

 前回は11日の中日戦に登板。4回2/3を5奪三振、1安打2失点(自責点1)ながら、7四死球と大荒れのマウンドだった。

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