オランダ あと一歩 好機を生かせず…指揮官「まだ1敗」

[ 2017年3月13日 05:30 ]

WBC2次ラウンドE組   オランダ6―8日本 ( 2017年3月12日    東京ドーム )

 豪華な顔触れが並ぶ野手陣が実力を発揮できずに力尽きた。かつてヤクルトなどでプレーしたオランダのヘンスリー・ミューレン監督は「優位に進めたが、多くのチャンスを逃してしまった。救援陣はよく試合をつくってくれた。日本は非常にいいチームで、厳しい戦いだった。チャンスを生かせば違う展開になった」と悔しそうに振り返った。

 4点を追う3回は2点を返してなお2死二塁で、4番・バレンティンが石川から左翼ポールを直撃する弾丸ライナーの同点2ラン。その後は再三の好機をつぶしてきたが土壇場の9回2死一、三塁からJ・スクープの中前打で延長戦に持ち込んだ。タイブレーク方式に突入した延長11回に7番手のスタウフベルゲンが中田に痛打を浴びての敗戦。それでも同監督は「まだ1敗しただけ。チャンスを向こうに与えてはいけないと学んだ。今日のゲームからの教訓」と13日のイスラエル戦に向けて切り替えていた。

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2017年3月13日のニュース