阪神ドラ2小野 5日甲子園デビューへ 予行演習52球「夢のよう」

[ 2017年3月5日 09:05 ]

甲子園デビューへ調整する小野
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 阪神のドラフト2位・小野(富士大)が今季の甲子園初戦となる、5日の広島とのオープン戦で本拠地デビューを果たす。プロ入り後初となる先発登板で3イニング投げる予定。甲子園での居残り練習となった4日は、首脳陣の考慮で初めてマウンドに上がり計52球を投げた。

 「景色、雰囲気を確認しながら投げました。投げにくさはなかったですし、初めてにしてはしっかり投げられた。自分がここで投げられるとは思っていなかったので夢のような感覚。慣れていきたい」

 広島打線は田中、菊池、鈴木の主力が侍ジャパンに選出されているため不在だが「リーグ覇者」の肩書に変わりはなく、小野にとってはシーズンに向けての試金石となる。「まずはしっかり腕を振って自分の投球をしたい。その中でクイックであったり変化球でカウントを取ることなど課題を修正したい」。沖縄・宜野座キャンプでは変化球が高めに抜ける場面が目立ったが、自己最速を更新する153キロを計測した直球が絶大な評価を得た。課題克服となれば開幕ローテーションの座を一気に引き寄せることも考えられる。

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2017年3月5日のニュース