マー君「ある程度答え出せれば」2度目OP戦テーマは“前回超え”

[ 2017年3月5日 08:06 ]

 ヤンキース・田中将大投手が5日(日本時間6日午前3時5分開始)のパイレーツ戦でオープン戦2度目の登板に臨む。「前回に比べて良くないと満足は全くしないと思う。前回出た課題に対しやってきたものに、ある程度答えを出せれば」と登板前日に意気込んだ。

 前回2月28日のタイガース戦では2回を無安打無失点2奪三振で、味方失策による出塁こそ許したが打者6人で料理とほぼ完璧に抑えた。一方で初実戦ならではの投球フォームのばらつきや、細かな制球の乱れを課題に挙げ、厳しい表情を浮かべる場面もあった。「そこの感覚は良くなってないといけない」とテーマの一つに設定した。3回、45球をメドに投げる。

 相手のパイレーツはナ・リーグ所属だが、開幕後すぐの4月21日(同22日)からインターリーグ(交流戦)での3連戦が敵地で組まれている。昨年のオープン戦でも登板し、2回4安打2失点。マカチェンにソロを浴びるなど2回で球数が50球に達し、メドの4回を投げきれなかった。「昨年打たれて結果も良くなかった相手。今年は公式戦で当たる。抑えておけば、シーズンにもいい意味があるのかなとは思う」。パ軍には遠征試合になるため、主力打者が何人打席に立つかは分からないが、シーズンへつなげるために1球も無駄にはしないつもりだ。

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2017年3月5日のニュース