阪神キャンベル 誓った泡盛弾 本塁打1本で「残波」1ケースゲット

[ 2017年2月16日 05:30 ]

泡盛工場を見学したキャンベル
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 一発放って泡盛で乾杯だ。阪神のエリック・キャンベル内野手(29)がキャンプ休日の15日、読谷村のチーム宿舎近くにある「比嘉酒造」の泡盛工場を見学。同社から本塁打1本につき看板商品「残波プレミアム」1ケースをプレゼントすることを約束された。思いがけない太っ腹な提案に、打ったあかつきにはチームメートやスタッフと喜びを分かち合う考えを明かした。

 「really!?もし打てば、みなさんに振る舞うよ」

 「泡盛は飲んだことがない」と話していたが、沖縄NO・1の人気を誇る「残波」の製造過程を興味津々に見て回った。プレゼントされることになったのは、県内では1升3200円(税抜)、県外では3600円で売られている「残波プレミアム30度」。1ケース6本入りで、約2万円相当の代物だ。同社営業の仲村早人さんは「できるだけたくさんの人に飲んでほしいですし、最低でも30本塁打は打ってほしい。体も大きいし、絶対、打ってくれると信じています」と熱く語った。

 お酒はたしなむ程度と言いながらも、酒量を聞かれると「それはシークレットだ」とニッコリ。「日本で活躍すればいろんなサポートをしてもらえるんだなと感じたよ」とモチベーションは一層、高まった。期待の新助っ人が豪快な一発を叩き込めば、勝利の美酒には事欠かない。  (山添 晴治)

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