ヤク山田 復帰戦無安打も連敗止めた「全然大丈夫でしょ」

[ 2016年8月25日 05:30 ]

<ヤ・中>初回2死一、二塁、鵜久森(右)は左越えに3ランを放ち山田に迎えられる

セ・リーグ ヤクルト5―2中日

(8月24日 神宮)
 肋骨骨挫傷で離脱していたヤクルトの山田が11試合ぶりに「3番・二塁」で先発出場。3打数無安打も初回に四球を選び、鵜久森、西浦の連続アーチを呼び込んだ。

 連敗も4で止まり「久々という感じはしなかった。(2つの)見逃し三振もあったが、しっかり振れている。全然大丈夫でしょ」と表情は明るかった。

 9日の中日戦(ナゴヤドーム)で初回に三ゴロを打った際、肋骨に痛みが走って途中交代。翌10日に「左第8肋骨骨挫傷」で登録抹消された。2軍での実戦を経ず、この日に1軍復帰。「(9日に)ブチってやった時のイメージがある。1打席目は怖い」と話していたが、再発の恐怖心を拭えたことは大きい。真中監督も「(山田が)いるのといないのでは投手の疲れやマーク度が違う」と話した。打率・326、33本塁打、27盗塁。史上初の2年連続トリプルスリーと上位浮上を目指し、山田が再び走りだした。 (平尾 類)

 ▼ヤクルト・小川(1年目の13年以来3年ぶりの2試合連続完投勝利で7勝目)これから全部勝つつもりでチーム一丸となって戦う。

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