広島 待望M20点灯!福井打球直撃何の4勝、菅野撃ちで逆転勝ち

[ 2016年8月24日 21:02 ]

<巨・広>6回無死二塁、田中の二塁打で二走・福井が生還
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セ・リーグ 広島7―3巨人

(8月24日 東京D)
 広島の福井優也投手(28)が打球直撃のアクシデントをものともせず、投打にわたる活躍で4勝目(4敗)。打線も1点を追う6回に4二塁打を含む5長短打4点で巨人・菅野を攻略し逆転勝ちした。チームは1991年以来、25年ぶりのリーグ優勝へ待望のマジック「20」を点灯させた。

 気迫の一打だった。1点を追う6回、先頭の福井が自ら右中間を破る二塁打。直前の5回裏、菅野の打球が右膝を直撃するアクシデントに見舞われたものの、治療を受けて続投した右腕の姿が、打線に火を点けた。

 続く田中の右中間を破る二塁打で同点。さらに1死三塁から丸の右翼線二塁打で勝ち越すと、この回4二塁打の5長短打を集中して4点。菅野の前に4回まで8三振の打線が、一気に試合をひっくり返した。

 福井は4回に阿部に先制2ランを被弾したものの、投打にわたる活躍を見せて6回5安打2失点で4勝目を手にした。

 チームは逆転で2位・巨人との直接対決第2ラウンドを制し、70勝の大台に乗せ待望の優勝マジック「20」が点灯。残り26試合。赤ヘル軍団が25年ぶりのリーグ優勝へまい進する。

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