14年メジャーでもコリジョン混乱 送球捕るための走路進入OKに

[ 2016年6月30日 09:21 ]

5月11日の阪神―巨人戦、3回2死二塁、脇谷の中前打で二塁走者・小林誠がホームを突きタッチアウトの判定も、リプレー検証後にセーフになった

コリジョンルール見直しへ

 大リーグでも、試験導入された14年は同様の混乱を呼んだ。

 収拾をはかるべく、大リーグ機構の競技運営最高責任者のジョー・トーリ氏は同年9月に「何のためのルールか。現実を見詰めよう。常識の範囲内で考えよう」と30球団と審判団に声明。それた送球に対応するためなど意図的ではない進路妨害でセーフにしてはならないと通達した。正式導入となった翌15年以降は本塁上のクロスプレーで判定が覆るケースは激減した。

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