松坂「いい感じ」 88球でリハビリ担当制止「永遠に投げ続けるから」

[ 2016年1月31日 08:45 ]

ブルペンで熱のこもった投球を見せる松坂

 昨年8月の右肩手術からの復活を目指すソフトバンクの松坂が、福岡市の西戸崎室内練習場でブルペン入りした。

 「(今まで)なかったかもしれない」というキャンプ直前の投球練習で「平地で投げるより、ブルペンで投げた方がいい感じだった」と手応えを得た。

 この日は午前中から必勝祈願、ミーティングが行われたが、投げたい衝動を抑えきれなかったようだ。「向こう(宮崎キャンプ)へ行く前に感覚だけは確かめよう」。約70メートルの遠投後に捕手を立たせたままセットポジションで15球、ワインドアップで32球。クールダウンのキャッチボールに移行したかと思いきや「おかわり」して計88球を投じた。ボールを受けた鳥井田リハビリ担当から「やめてください。永遠に投げ続けるから」と冗談交じりに制止されたほどの熱の入れようだった。

 松坂は春季キャンプをB組(2軍)でスタートし、まだ2日連続の投球は禁止されている。開幕ローテーションを争うライバルたちとスタートラインは違うが「投げるスタミナがだんだん戻ってきている」と話したように、復活へ順調なステップを踏んでいる。

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