ハムドラ1上原 異国の知恵?“時差ボケ解消筋トレ”

[ 2016年1月31日 07:38 ]

 日本ハムのほとんどの選手が参加したアリゾナでの合同自主トレ初日。開幕ローテーション入りを狙う5年目の上沢らがブルペンで熱投する中、同じく先発候補として期待されるドラフト1位ルーキーの上原(明大)はグラウンドに姿を見せなかった。

 アクシデントによるものか心配されたが、室内のウエートトレーニング施設で汗を流していた。「少し体がふわふわしている部分があったので、室内で重りを担いだりしていた」。アリゾナと日本の時差は16時間。到着翌日で時差ボケが解消できず「熟睡できていない」ことが理由だった。上原はどうすれば体調を整えられるか考えた。それが「筋トレ」で筋肉に刺激を与え、全神経を目覚めさせる方法だった。

 異国の地で野球をすることによる栗山監督の狙いはここにある。不自由なことがあるからこそ、知恵がつく。 (柳原 直之)

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2016年1月31日のニュース