マエケン、8日公示で争奪戦ゴング!本人は西海岸を希望か

[ 2015年12月9日 05:55 ]

日本人メディアの質問に答える代理人・アダム・カッツ氏

 ポスティングシステムでの大リーグ移籍を目指す広島・前田健が8日(日本時間9日)に公示されると、米スポーツ専門局ESPNが報じた。広島が上限2000万ドル(約24億6000万円)までに設定した譲渡金を大リーグ機構(MLB)に通知した段階で大リーグ球団との交渉が解禁となる。支払う意思のある全ての球団が30日間交渉できる。

 ウインターミーティング初日の7日、代理人のアダム・カッツ氏が会場で初めて日本の報道陣に対応。「とてもアクティブな交渉になると予想している」と語った。岩隈を獲得したドジャースが日本投手ダブル獲りを目指すほか、ジャイアンツ、パドレス、ヤンキースなどによる争奪戦となる見込み。ESPNは「ジャイアンツが力を入れると予想される。また、前田の友人によると、彼が西海岸を希望している」とも報じた。

 レッズやナショナルズでGMを務めた評論家のジム・ボウデン氏は「トップクラスの先発投手たちが契約し、次のグループに入った段階」と解説。争奪戦がいよいよスタートすることになる。

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2015年12月9日のニュース